なぜ作ったか。
Vimが好きでHJKLで移動出来るキーボードが欲しかったからです。
OSで仮想的にHJKLを方向キーに変えたり、Chrome拡張で変えたり出来ますが、仮想マシンとかで移動する時にわざわざ設定するのがめんどくさく、キーボードから直接方向キーの信号を送りたくて作ってみました。
作成難易度
はんだ付け、ねじ止めさえ出来れば簡単だと思います。作るだけでしたら回路の設計もプログラムを書く必要もありません。
パーツの購入
必要なパーツは下記の通りです。
- PCD(基板)
- キースイッチ
- キーキャップ
- キーボードケース
-
半田ごてセット
- PCD(基板) PCDはキーボードの基板となる部分で、こだわる人はマイコン選び・回路設計から始めるようです。僕の場合はHJKLで動くキーボードが作りたかっただけですので、一般的な60%キー配列の物を購入しました。https://kbdfans.cn というサイトから購入したのですが、ブラウザからキー配列を選んで設定することが出来る&こだわろうと思えばC言語でプログラム書き制御出来るみたいです。
- キースイッチ キースイッチは https://kbdfans.cn https://ja.aliexpress.com から購入出来ます。https://kbdfans.cnの方が安かったのでそちらで購入しました。https://ja.aliexpress.com の方が種類はいっぱいあると思います。
- キーキャップ 桜のかわいいのがあったので、 https://kbdfans.cn から購入。
- キーボードケース キーボードの外枠です。一般的なキー配列であれば、https://kbdfans.cn https://ja.aliexpress.com から購入出来ます。特殊な配列になると、自分で作るしかないかもしれません。
- 半田ごてセット
細かい作業をするわけではないので、amazonの安いやつでいいかもしれません。半田に自信のない方は
はんだ吸い取り線
もあるといいかもしれません。私ははんだ吸い取り線
に5回ほど助けられました。- 半田ごてセット : http://amzn.asia/a1rEn38
- はんだ吸い取り線 : http://amzn.asia/goU8hlt
パーツ合計金額
詳細 | 購入リンク | 値段 | |
---|---|---|---|
PCD(基板) | DZ60 | kbdfans | $47.00 |
キースイッチ | Cherry黒軸 | kbdfans | $13.60 |
キーキャップ | 樱花126键 | kbdfans | $86.00 |
キーボードケース | — | aliexpress | $49.00 |
半田ごてセット | 昔購入したものを使用 | — | 約2000円 |
半田ごてセットを抜いて、合計$195.6
、送料・外貨両替手数料を含めて¥24,649
でした。
作成手順
1. PCDにスイッチを半田付けする。
2. キーキャップを付ける。
3.ケースにはめ込む。
4.キーボードの配列を制御する。
- 制御する方法
- C言語でプログラムを書いてクロスコンパイルする。
- webページで配列を作ってバイナリをダウンロードする。
2
の方が圧倒的に楽チン。
↓こんな感じで配列を決めれる。
完成したキー配列
-
default
-
fn1
-
fn2
感想
- いい感じのキーキャップがなかった。
- ctrlキーを押すとFn2だったり…。
- 作ってみると意外と簡単だった。
- プログラム書かなくていいし、回路設計しなくていいしめっちゃ楽~。
今後
- マイコン選びからしていきたい。